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未公開の遺跡・アコリスの発掘地を訪れるツアーをご紹介。 場所はカイロから車で約4時間のミニアの町からさらに車で30分くらいにある小さな「テヘネ村」にあります。アコリスとは、プトレマイオス王朝時代に、イシス・モキアス神に碑文を捧げたアコリスという人物の名前がこの地の由来となっています。古王国時代からグレコローマン時代までの遺跡が現在もなお残っています。 元、筑波大学の川西宏幸教授は、20年以上このアコリスにて発掘を行い、古代エジプトの住居や革工房の跡、そしてミイラなどを発見されています。川西教授が発見されたミイラは紀元前7~8世紀ころのものとみられ、なぞの多い末期王朝時代の解明の手掛かりともなる貴重な発見として注目を集めました。 今回はまだ一般公開されていないこの発掘現場を川西教授によりご案内して頂きます。 発掘をご覧頂いた後は、専門家による発掘の様子などのレクチャーをお楽しみ頂きます。 (*川西教授が発掘現場を急遽ご案内できない場合は、他の専門家によるご案内になる場合がございます。) このミニア地方には、他にも有名な遺跡が残っており、アコリス遺跡の発掘見学の翌日にはアクナテン王が築いた「テルエルアマルナ」の遺跡、中王国時代の豪族の墓「ベニハッサン」の観光を入れております。「ベニハッサン」ではその当時のレスリングの絵などとても興味深い壁画が数多く残っております。
元筑波大学大学院人文社会科学研究科教授、2011年退官。 20年以上に渡りアコリス遺跡の発掘調査に携わっている。 この遺跡では、エジプトの他の遺跡でも数少ない古代の民衆にまつわる品がたくさん出土されている。 一時はアコリス発掘調査の打ち切りを告げられるも、発掘に携わった労働者を失業させたくないという先生の出資により現在も発掘調査が続けられている。 <著作・論文> ・「古墳時代政治史序説」塙書房、「都市と文明」朝倉書店、古墳時代の比較考古学」同成社、「Akoris1981-1992」Koyo Shobo など